GPは高度なコンテキストターゲティングにより広告主様のブランドを守りつつ、適切なユーザーとモーメントに絞ってYouTube広告の配信を実現するプロダクトです。
GPの導入をご検討いただいているお客様からは、このようなご意見を頂くことがあります。
「具体的にどのような効果につながるのか?」
「すでに配信しているTrueView広告とユーザーを食い合ってしまうのでは?」
これらの疑問にお答えするべく、今回は下記二点の事例についてご紹介いたします。
✔︎ GP活用前後でのキャンペーンのオンターゲット率改善
✔︎ TrueView広告とGPの並行配信によるリーチ重複率
検証内容
今回の検証では、YouTube上での広告キャンペーンにおいて、GP配信とTrueView配信をそれぞれ行い効果を測定しました。対象となった商材は、日常的な購買意欲が喚起されやすいカテゴリで、ターゲットも比較的明確なペルソナを設定しました。
検証は、以下の2つの配信パターンを設定し、同一クリエイティブ、同一ターゲット設定、同一予算の条件で実施され、公平な比較が行えるよう、異なるのは配信手法のみにしています。
TrueView配信で使用したオーディエンスターゲティングは、ユーザーの過去の検索履歴、閲覧履歴、アプリの使用状況、視聴傾向などのGoogle保有のユーザーデータベースに基づいた配信とされています。*(1)
一方GP配信では、コンテンツ内に含まれる指定したキーワードに基づいて広告が配信されます。
結果
✅ GP活用前後でのキャンペーンのオンターゲット率改善
オンターゲット率の改善
ユーザーの興味関心に適した広告接触ができているかを示すオンターゲット率を、外部調査サービスを用いて計測しました。
結果、TrueView配信に対してGP配信は46%増のオンターゲット率を記録しています。このことから、狙ったオーディエンスへの適切なアプローチが可能であることが定量的に証明されました。
関連度・ターゲティング精度における優位性
プレースメントの品質においても大きな差が見られました。GP配信の上位プレースメントは注文住宅のルームツアーなど不動産、引っ越し関連のコンテンツが多い一方で、
TrueView配信は芸能ニュースや音楽、ゲーム実況など、エンタメ系のコンテンツが多くなっています。
✅ TrueView広告とGPの並行配信により、インクリメンタルリーチの最大化に成功
DARを活用しTrueView配信とGP配信のクロスメディアリーチを計測したところユニークリーチ全体に対する重複率はわずか5%にとどまりました。
つまり、TrueViewを過去実施している商材においても、GP配信を行うことで、過去に接触できていなかったユーザーへの配信が可能となり、インクリメンタルリーチの最大化が見込めます。
以上の結果から、GP配信は従来のTrueView配信とは異なるユーザーセグメントに対してリーチできるためこれまでリーチしてきたユーザーとは大きく異なり、
かつオンターゲット率の高いユーザーに広告を届けられる手法であるとわかります。
まとめ
今回ご紹介する事例は以上となります。
最後にまとめとして、冒頭で紹介したお客様からの疑問に対して改めて答えを整理しました。
Q「具体的にどのような効果につながるのか?」
→通常のTrueView配信と比較してオンターゲット率が46%高く、狙ったターゲットに効率的にリーチすることができる。
Q「すでに配信しているTrueView配信とユーザーを食い合ってしまうのでは?」
→ユーザーの重複率はわずか5%ほどであり、むしろこれまでリーチできてなかったユーザーに広告を配信できる。
現状のYouTube広告配信のパフォーマンスに満足されていない方や、より良い配信手法を模索したい方は是非GPのご利用をご検討ください。
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